キッチン・テーブルウェア
生活に安らぎをもたらす木の酒器やマドラー、コースターなど。
遊び心のある、一ひねり効いたデザインが集まっています。
半月枡 - HALF MOON MASU ■遠藤 陽彦
杉の木目、香りを生かした枡を考案した。シンプルな作りで、木のブロックから半月をくり抜いた枡。
水面に映し出され、霞みながらも美しい姿を保つ月、その力強い存在感は人を魅了し、酒をより一層美味しくする。

OnYX(オニキス) ■城 エリカ
日本の象徴として、杉の赤味と白太で日の丸を再現します。
ツールとしてはおちょこを。風化しないため、傷を癒すために語る。被災者も支援者も、世界共通の嗜む「酒を酌み交わす」ことによって一つになれるようにと、そんな気持ちを込めました。
また、天然木の白と赤に焼杉の黒でインパクトを与え、力強さを表現しています。焼杉の神秘的な黒をイメージするよう、作品名には黒い宝石の代表格オニキス(onyx)をあて、宝石箱のように箱を外すとそのままディスプレイ出来る木箱に納め、〜鬼帰す〜 怖い鬼は帰って行ったよ!さぁ、みんな集まろう!!という意味をかけました。一人の力は小さくとも、世界が心一つに日本を想ってくれたように、この支援で少しでも多くの笑顔が生まれますように。
献杯。

みなさんのとっくり ■中山 隆史
昔から、杉と酒には深い関わりがあります。酒樽に使われ、杉の独特の香りを酒に移したりします。お酒を飲む最後の最後まで、杉の香り、日本の雰囲気、を楽しんでいただければと思います。

Beer Masu 麦酒升 ■藤本 章二郎
「 東北の杉材を使ったビアカップひと味ちがう升でビールを!」
日本の伝統的なプロダクト「升」の制作手法でつくる粋な「麦酒升」。特別な日の祝杯に。笑顔がある贈り物。東北から世界へ送る「元気」と「日本の技」。

Laugh -笑顔で支える箸わたし- ■武政 智之
東北6県の食料自給率は高く、お米に至っては6県平均で300%を超えます。つまり我々は東北のおかげで毎日楽しくておいしい食卓を囲むことができるわけです。
Laughは我々と、食卓を支える東北の人達とをつなぐ橋渡しです。東北のおいしいごはんを作る人、そしてそれを食べた人の作る笑顔を食卓に表現しました。普段は人の口を形をしている箸置きですが、おいしいご飯を食べ終えた時には笑ったような口の形になります。

日焼けマドラー ■大場 翔平
日焼けする人型マドラーです。このマドラーは使い込んでいくことで木にコーヒーや紅茶がしみ込み、日焼けしていきます。
木材の使い込むことで「味が出る」ことを、メインコンセプトとしています。
このずっと持っていたくなり、使い込むうちに愛着がわいていくというコンセプトを、木を用いたかわいらしいマドラーのデザインとして起こしました。
このマドラーを使用した人達の心が少しでも豊かになればと思っています。

杉のマドラー ■橋本 崇秀/鈴木 仁
日本酒に杉の香りをつけるためのマドラー。日本酒と杉の相性の良さを手軽に楽しむことができます。
杉の角棒にスリットを交互に入れ、表面積を大きくすることで香りをつき易くしています。
いつもの晩酌に杉の香りを添えることで、美味しく楽しい一時を過ごせます。
このマドラーは使い捨てを想定しています。間伐材は莫大に出ます。それを消費するためには長く使えるモノを作るだけでは役者不足です。
『捨てられる』と云うことが大きな意味を持ちます。
細い棒状により端材で安価に製造でき、捨てられることで次の購入を促せる循環型商品になっています。

細材利用の使い方いろいろ、パンスタンド ■井川 和樹
食卓は洋風になっても、気持ちは和風のまま?
このパンスタンドは杉の香をつけるのではなく、気づかい東北の風をおくるものです!
基本はパンスタンドでも使い方は自由自在。いろいろな使い道が考えられます。
杉の細板材を単純に利用しながら、形の面白さを追求してみました。

割れ丸太のなべしき ■良知 恭子
割った丸太のようなピースでできた、なべしきです。
ピースを開いたり、丸めたり、反対側に丸めたり、南三陸杉の年輪の美しいコントラストを、幾何学模様のように楽しく個性的に、3通りの形で楽しめます。
きれいめのナチュラル感と、ちょっと楽しい仕掛けで、多くの人が手に取りやすいプロダクトです。
シンプルな構造のため、間伐材や端材を有効に活用することができ、また、他の造形・カラーの展開も広げやすくなっています。

モービルにもなる鍋敷、コースター ■鈴木 理絵
シンプルなデザインです。コースターや鍋敷としてもつかえます。丸や四角のものは、中にどんどん同じかたちのものが入っていて、ずらしていくことにより、モービルに使えます。
コースターは、糸で結びつけることにより、モービルにもなります。

P1 P2